え、本当に人生って1度なんですか。

日々の決意表明系ダイアリー。さまよいながらも這いつくばって進むためにはじめたブログ。

期待することと信じることは違うってことを、マジで最近気がついた。

 

アルケミスト」という本を今年初めて読んで。

ドラマチックな内容に加えて、一文一文に秘められた奥深さや哲学に感銘を受けて、人生のバイブル本として大切にしている数冊の内の1つに、あっという間に仲間入りさせた。

 

どんなことに強く共感したかというと、「信じる力」「励む力」「素直が招く力」といったところ。

そして、筆者のどんな視点に魅かれたかというと、「転換のサインを見逃さないこと」というところ。

 

まあ、言葉にしてしまうとありきたりだけれども、その時の自分が最も知りたかったヒントを、この本が教えてくれたものだから、余計に感銘を受けたんだと思う。

 

(余談だけれど、人って、その時の自分に一番必要で最善なものを判断して選択しているらしい。偶然じゃなくて、必然ってことなのですね、おそらく。)

 

それ以来、自分の精神が及ぶ限り、本で書かれていたことに努めてきた。

何かを信じて続けてみたり、人の言うことを、まずは腹に落として考えてみたり。

(と言いつつ、夏に恩師と言える方と大喧嘩し、絶縁してしてまったけれど。。。)

 

ただ、「転換のサイン」を判断するのは、なかなか難しい。

次の出来事は、私が思った「きっと何らかのサインだろう」の一覧なんだけれども。

 ・ぞろ目のナンバーをふとした時に見る

 ・鳥の羽をよく見かける

 ・尊敬していたり、強い思いを持っていた人と物理的にも精神的にも離れる

 

あ、そんなになかった。笑

 

気のせいかな。でも、サインをどう見極めるかって

結構大切だと思うから、常に準備はしておくべきなんだろうと思う。

 

あとは勉強、精進。

 

楽な方に行けば、いくらでも楽できるのに、あきらめないってことは

自分の人生にそれだけ真剣だってこと。

だと言い聞かせて、9月の半ばを迎えるこの頃。

 

ふう。強くたくましく生きたいなぁ。

 

=【30-day challenges in September】=========================

【やる】

☑平日、新聞記事1つ選んでブログつける(※400字以内)

☑毎日鏡の前で笑顔

☑毎日5分瞑想

【やらない】

スマホ1日90分(50分)

☑お菓子1日2回(マフィン、ワッフル)

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 記事:若者の整備士離れ 防げ~スバル 研修コースを新設~

 

昨年度、整備士人口は約33万人だったそうで、前年からなんと1万人も減ったらしい。

といいつつ、その数規模感がしっくりこないので、他国家資格と比べてみる。

・昨日発表になった、最難関と言われる司法試験に合格した後に就ける職種(裁判官・検察官・弁護士)は約4万2千人。

・今後人手が更に必要とされている看護師が約160万人、介護福祉士が約116万人

・ぜんぜん足りないどうしよう!保育士は約119万人。

 

なるほど。比較対象のジャンルがバラバラだと気がついたけれど、でもまあ、昨年度の日本における自家用車所有総数がなんと約6000万台という数字からしてみると、いやいや、整備人口少な!っていうことが判る。

(もちろん、大型トラックやらバイクの所有数を加えると、存在している整備しなきゃいけない車両はもっと多い) 

 

でも、そもそも。

なんだかこうしてみると、こんなにも多くの人が社会を支える大切な仕事に就いてなんて、すごいなぁ、こうしてお互い支え合って生きてるんだなぁ、とか普通にじーんとくる。

人生1度だけで、かつ、身体がびゅんびゅん動く間、1度に従事できる仕事は4つも5つも無い。

保育士、と決めたら保育士がその人のアイデンティティの1部になるし、弁護士になったら、エキスパートになるために何十年も仕事に携わる。

人一人が、収入を得ながらそれ以外の外部環境に割けるリソースは、なかなか限られている。

自分がフラフラしている分、なんだかプロフェッショナルでエキスパートな人たちに素直に感銘を受ける。うん。すごい。

 

話を整備士に戻す。

なぜ若者の整備士就労数が年々減少しているのか。

オートメーション化の進行、若者の車離れといった背景だったり、資格取得のための金銭的余裕がないことも要因として大きい。

 その要因の中でも、「若者が、お金が理由で勉強するチャンスを失い閉ざされるのはあかん!」なんて、きっとメラメラしている大人が、記事のような研修制度を設けたんだろうなと思う。

 

すごく、素晴らしい制度だと思うし、どんどんこういった研修制度が広がるといいな、と。

なんと、とある会社は、最大で238万くらい費用負担をするらしい。両親のお金、もしくは自分で稼いだお金で資格取得を目指すこと以上に、「会社の制度で、一部会社が負担してくれている」という事実が、合格に向けたモチベーションを生み出すに違いない。(もちろん、バックにある秘かなプレッシャーも後押しするに、違いない。)

 

自分の可能性を信じてキラキラした将来をイメージした次の瞬間に、

「お金が…」「資格が…」と、いやに現実味あることを考えて二の足を踏んでしまうその時間を、会社に入ってから技術を磨きながら資格を取る、という選択肢に昇華できるのは、やっぱり素晴らしい。

 

人口減少に加えてどの業界でも市場規模拡大に伴う人手不足でひーひーなご時世。

空前の売り手市場、選ぼうと思えばいくらでも選べる時代。そういえば、雑誌だって、より魅力的な特典や付録つきを選ぶ時代だ、選ばれるための「オプション」が担う役割は、人材確保にとってもかなり重要だ、ということが上手く理解できた記事だった。