とどのつまり、私のテーマはやっぱり観光なのかもしれない。
記事:秋田県内でテレワーク/四国経済特集
昨日の記事。
JR東日本社長の一言の中で「青森・秋田は海外旅行者を始め、人の足が耐えない」という内容があった。
そういえば、9月に青森県三沢市にある古牧温泉に旅行にいったけれど、「帆立」と「リンゴ」の2代特産物でコンセプトで築き磨き上げた圧巻の旅館は、想像以上の満足度で、青森の底力をたった1泊で垣間見れた。
一方、秋田といえば、喜ばしくない1位をいくつか獲得していることで有名。
出生率、死亡率、婚姻率、自殺率、起業率など、平成28年度の各データで最下位となった、「自虐県」だ、そう。
けれど、今年8月に行った念願の大曲花火大会では、そんな憂鬱なニュースを吹き飛ばす位、美しく力強く、優雅なファイヤーワークに感動。
暗いことばかりじゃない。「秋田」と言えば、美人が多く、きりたんぽを食べながらなまはげでビックリする、という、強烈でアンバランスな魅力が詰まってるじゃないか。
ところかわって西の国、四国。
同日の新聞、見開きにて四国経済特集なるものが組まれ、
愛媛マスのブランディングや、AIを活用したコンシェルジュ機能を持つアプリ開発、
ドローンをつかった物資輸送検証実験など、あらゆるものがネットに繋がるIot時代をにらんだ先進的な取り組みが行われている記事が。
四国といえば、「お遍路」や「瀬戸内アートフェスティバル」といった「巡る」旅や、
愛媛のみかん・高知のかつお・香川のうどん・徳島のすだち といった代表的な食が思い浮かぶが、既存のブランドや認知力のあるコンテンツに依存しない、強気でアツい姿勢が、見開き両面記事から伝わってきた。
これら、秋田の記事、そして四国の特集記事を見ながら思ったのは、
東京から離れれば離れるだけ、観光集客に対する熱意や本気度が高いんじゃないか?
ということ。
そして、そういった地域こそ、時代の流れを踏まえたビジネスに対してすごく敏感で、行動が早い。ように思う。
ちなみに、東京の中心から半径100mの円をコンパスで描いてみる。
箱根や軽井沢、日光に代表するリゾートエリアは、まさにここの域内にある。
誰もが名前を聞けば「高級リゾートエリア」「避暑地」といったポジティブワードが浮かび、もちろん観光認知度は高く、観光収入を得るための戦術は上記地域との性質は全く異なる。
四国や青森・秋田と異なり、多くの観光客が「日帰り」でも楽しめる。
もちろん、海外旅行者だって交通利便性が高いエリアなもんで、あっという間にいけちゃう地域。
収益構造が複数になればなるほど、そりゃ、儲かりますよね。
一方の、中途半端地域。
日帰りじゃちょっと微妙だけど、泊まるとしてもなぁ、といったところ。
福島なんて、その代表格じゃないかと思ってしまう。
地元に住んでみて、果たして東は青森、西は高知と比べ、観光に対する真剣・熱意度はどのくらいなのか。
既存の観光資源を色鮮やかにInstagramで加工して、スポットをつなぎ合わせて華やかに魅せることに長けているように思うばかりで、「とんがった」「つきぬけた」魅力が足りない気がするのは、きっと私だけじゃないと思う。
持ってるものを尖らせること、
そして新たな可能性を貪欲に取り入れていくこと。
秋田と四国の記事で、なんだか「うーん、やるなぁ」と唸ってしまった。
=【30-day challenges in October】=========================
【やる】
☑平日、新聞記事1つ選んでブログつける(※500字以内。ちゃんと的を絞る)
□毎朝英語(寝坊)
□毎日瞑想3分(やる気がない気がしてきた)
【やらない】
□SNSは1日1回、Facebookは2回まで(Facebook15回…)
□お菓子1日60gまで(チョコ5g、ティラミスケーキ200g位)
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