逃げるつもりはないけど、結果的に逃げてる感じ。
解散総選挙のニュースでもちきりだったけれど、
新聞を読むようになってから、途端に興味が湧いてきたり、当事者意識が芽生えてきた。
毎日何かしら変化があって、毎日誰かしら政治に対してたくさんの意見を持っていていて。それは、普段ニュースで見てれば「ふーん」と流れてしまうことばかりなんだけれど、
とても重要なのは、「本気でこの国を憂いていて、本気で変えたいと思っていて、多くの行動を起こしている」人たちが日本にたくさんいる、っていうことだと思う。
政治と金に代表される不信感や、先の学園問題でも、なんだか政治家って建前ばかりで本音は私利私欲にまみれているんじゃないか、ってTV報道だけを見ると、なんだか錯覚しちゃうけれど、実はマイノリティーじゃないのか?と思えるようになってきた。
とにかく、情報に触れよう。いろんな人の意見や考えが書いてある新聞は、本当にすごいツールだと、再認識したよ。
=【30-day challenges in September】=========================
【やる】
☑平日、新聞記事1つ選んでブログつける(※400字以内)
□毎日鏡の前で笑顔 (忘れた!!!!!)
□毎日5分瞑想 (全然やる気が起きない。必要性を感じない。面倒くさい)
【やらない】
☑スマホ1日90分 (75分)
□お菓子1日2回 (小さいチョコ2つ、かりんとう6枚、ロールケーキミニ)
→我慢できなかった。これくらいなら、と自分を裏切った
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記事:観光立国と地域の活性化④ 「地産地消」ではなく「地消地産」
正直、この言葉2つがもつ意味の違いを知らなかった。
ので、記事から以下抜粋。
「地産地消」…地元で生産したものを地元で消費する
「地消地産」…旅行者が切望する付加価値の高い商品を、地域内で生産・販売する
つまり、商品開発の発着点を販売者よりにするのか、顧客よりにするのか、というところかね。
もっと簡単に考えると、顧客志向か、そうでないか、っていう感じかな。
地消地産っていう言葉は、実は何度か聞いたことがあって、
毎年5月に、栃木県足利市の長谷川牧場で「麦フェスティバル」という食と農をテーマにしたイベントが開催されているんだけど、そこで長谷川牧場http://hasegawa-noujou.jp/の代表・長谷川大地さんという方が、特に重要だと考えている視点が、この「地消地産」という考えだったの。
地産地消によって、地域内調達を高めて域内経済を回す、というアイディアは素晴らしいし、実際にそうやって成功した実績はある。
けれど、今後は、地域毎がそれぞれ独自の強みを磨き、体力と持続力ある体づくりをしていく事が求められる。
だって、今や日本全国、お土産屋さんにいけば、大抵どこ産かわからない安いお箸が「お土産」として売ってるし、「会津クッキー」みたいに、適当に地名を付けただけでなんのひねりのない謎のお菓子が溢れてるじゃんか、と。笑
長谷川牧場のイベントで「素晴らしいな」と思ったのは、
栃木県足利市の長谷川牧場の、その季節でしか決して味わうことのできない最高に美味しいアスパラガスや、丁度出荷するばかりの脂の乗った最高級のお肉を食べられたこと。
さらに、マリアージュで、足利にあるワイナリーのワインを飲めたこと。
いや、ただただ食い倒れただけじゃなくて。笑
つまり、とっても付加価値の高い体験が出来ている、という満足感がすごくあった、ということ。
こうやって、その土地の(まるで)スペシャリティを知ってしまうと、次回もぜひ行きたい、足利市の肉と野菜とワインはうまい!!と土地への期待感が高まる。
そうすると、商品の価格は、安くて良いという価格競争ではなく、確固とした札値となって、その安定価格が「地域ブランド」をより確固とさせる。
これが、私が自分の舌と胃をもって自ら体感した「地消地産」だった。
うん。今思い返しても、うまかった。笑
その、全身全霊の体感で感じたことと、記事で書かれていた意見がとてもフィットしていて、私はかなり頷いてしまった。うんうん。
「顧客が本当に欲しいモノ・コト」とは何か。
お箸?安い漆のお椀?○謎のクッキー?謎のロールケーキ?
違う。確実に違う。
といいつつ、私も福島の「地消地産」について、うーーんと悩んでるんだけどね。