1日はあっという間で、1ヶ月も、1年も同様。1生もですかね。
昨日は見事に休み前だと油断して平日ブログのチャレンジを怠った。
なんやかんやで9月も終わり。
やっぱり代わり映えのない、普通にもがいて成果のなかった月だった。
苦しいな。
でも、チャレンジは毎月続けよう。
じゃないと、自分が自分のことを本当に嫌いになってしまいそうだ。
=【30-day challenges in September】=========================
【やる】
□平日、新聞記事1つ選んでブログつける(※400字以内)
□毎日鏡の前で笑顔
□毎日5分瞑想
【やらない】
□スマホ1日90分(はじめしゃちょーの心霊動画見すぎた)
□お菓子1日2回(ケーキ、ポテチ、和菓子など…月末とかこつけてたくさん食べてもうた…)
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記事:ヤマト、夜間配達員1万人ー現場負担軽減に1000億円ー
この記事を読んで、思い出したのが、かの有名な名言。
「一生懸命だと知恵が出る。
中途半端だと愚痴が出る。
いい加減だと言い訳が出る」
戦国武将、武田信玄の名言だそうだけど、
死ぬほど心にグサッときて、かなり納得がいき、すっと勇気が出て来る大好きな名言。
ヤマト運輸は、残業代金未払いによって業績がちょっと落ち込んでいたり、
Amazon間との運賃交渉をしたり、
とにかく「働き方改革」に頑張って取り組んでいることが日々のニュースでわかる。
多分、というか確実にこれまでがブラックすぎたと思う。
ブラック企業を図る1つの指標、離職率でみてみると、平成25年度の調査によれば、新卒3年以内の離職率は約24%。
なるほど。これだけじゃ全く判断できない。
比較対象として、自分が勤めていた宿泊業の離職率をみてみる。
そうするとなんと、同年で約52%。
むしろ自分が属していた業界が1番ブラックという称号。
おかしいな。笑
そういえば、前職の頃にお世話になっていた先輩が、
「企業っていうのは、問題が起きないと動かないんですよ。この業界(宿泊業)だと、誰か死なないと、トップは動かないんですよ」
と、恐ろしいことを言っていた。
けれど、それはまさその通りで、働き方改革も、きっと多くの企業の現場で発生していた労働に関する死によって、いろんな大人が重い腰を上げ始めたんだろうな、と。
だから、すごく、なんというか感謝しながら働かなきゃいけないな、と失礼ながら思う。
残業時間を強制的にコントロールし始めたり、フレキシブルな働き方を真剣にコンサル入れてやる会社が出てきたり。
ヤマトの働き方改革も、労働時間と給与体系をかなり見直すだけじゃなくて、
業務設計や値段設定も見直してきた。
人がいないのであれば、より人が割かれている業務を大幅に見直すという発想で、
宅配ロッカー設置を増やす計画をマジで始動させていたり、水面下ではドローンによる宅配計画もあるとか。
同業界の佐川急便は、電車で一部荷物を運ぶ試験実験を行っている最中だったり、
アメリカ?だっけ、アジアだったか忘れちゃったけれど、民間人が宅配を委託して運んでいるアイディアを、どうにか日本でも実施できないかベンチャー企業が開発・研究していたりと、
とにかく知恵を絞って「もう、誰も死なせない」って、一所懸命にいろいろな大人が必死に考えている。
だから、こうやってビジネスのアイディアがぽんぽん出てくるのかな。
どんなに「取り掛かりが遅い」「過労死だとか職場内いじめで何百人も死んでるのに、改革がおそすぎる!」って批判する大人はたくさんいるけれど、
地道に這いつくばって、必死に「変えよう」としている大人たちを、全力で応援したい。
そして、私がまた宿泊業に戻ったら、言い訳や愚痴を言わないで、知恵を言える人になる。
そうしよう。
そうか、やっぱり私は戻りたいんだな、きっと。
ブラック業界ナンバーワンだけど。笑